一人暮らしを始めるとなると、まず気になるのは生活費がどれくらいかかるかですよね
今まで実家で暮らしていた人は食費や光熱費の相場も分からないので、生活費がどれくらいかかるのかの想像すらつかないと思います
実際、私も一人暮らしをするまでは、一人で生きて行くのにどれくらいの生活費が必要なのかは全く知りませんでした
ですが、一人暮らしを始めるとなるとお金がどれくらいかかる把握する必要がありますよね
そこで私の経験や世間の平均を参考に、一人暮らしの生活費はいくらかかるのかをご紹介いたします
ちなみにこの記事は私の経験から大学生や社会人1~2年目での一人暮らしでかかる費用を想定して書いています
なので特に大学生や社会人1~2年目の10代後半〜20代半ばの方ではじめて一人暮らしする方の参考になればと思います
それでは紹介していきます
不自由なく一人暮らしするのにかかる生活費は14万円前後

まずはじめに一人暮らしをするのに生活費がいくらくらい必要かをざっくりと解説してからその後に各費用の解説をしていきます
家賃 | 5万円 |
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食費 | 3万円 |
光熱費 | 1万円 (ガス・電気・水道代) |
通信費 | 7000円 (スマホ代とか) |
交際費 | 2万円 (友達や恋人と遊ぶ費用) |
趣味費 | 1万円 |
雑費 | 5000円 (生活用品などを買う費用) |
服飾費 | 1万円 (服代とか美容院代とか) |
合計 | 14万2000円 |
一人暮らしにかかる生活費はざっと計算して14万円前後です
やはり一人暮らしをするとなると、実家で暮らしていた頃に比べるとかなりのお金がかかりますね
ですがこの計算では交際費や趣味費にも割とお金を使う計算なので、この生活費14万円というのは不自由なくのびのび生活するための生活費の目安という感じです
なので次にちょっと節約を意識した時にかかる生活費も紹介します
もしかしたら学生や社会人に成り立ての人はこちらの生活費の方が参考になるかもしれませんね
節約を意識した一人暮らしに必要な生活費は11万円前後
家賃 | 4万円 妥協が必要 |
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食費 | 2万円 自炊もそこそこする |
光熱費 | 1万円 (ガス・電気・水道代) |
通信費 | 3000円 (格安SIMにする) |
交際費 | 1.5万円 (飲み会を一回断る) |
趣味費 | 7000円 (少し節約) |
雑費 | 5000円 (生活用品などを買う費用) |
服飾費 | 7000円 (既存の服をうまく着回す) |
合計 | 10万7000円 |
節約を意識して生活すれば生活費は11万円前後まで減らすことができます
節約すると聞くとスーパーで安いものを買ったりと質素な生活をするイメージがある人が多いと思いますが、実は節約はやり方次第では無理に質素な生活をすることなく生活費を抑えることができます
そのやり方とは自分が妥協できるところと妥協できないところを徹底的に洗い出すことです
食費も抑えて、飲み会も減らして、スマホの通信速度も遅くして、家賃も安いところに住むとなると、生活費はかなり抑えられますがストレスが溜まってしまいますよね
なので自分が「まぁ、妥協してもいいかな」ということだけを妥協すれば、無理なく生活費を抑えることができます
例えば飲み会は私の生きがいだから譲れないというなら、その分スマホの通信速度を妥協して格安SIMにすればいいですし、逆にスマホゲームが大好きだからスマホの速度が譲れないという人はその分飲み会をたまに断るなどすれば結構な金額を毎月抑えることができます。
なのでまずは自分自身が譲れないものと妥協できる部分を考えて、不自由なく暮らせる生活費である14万円からいくら節約できるか計算してみることをおすすめします
ちなみにその妥協する方法の参考として、この次では各費用の解説とその費用をどうしたら妥協して節約できるかも解説していきます
生活費の各費用と節約方法

各費用の節約方法まとめ | |
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家賃 | 駅近、バス・トイレ別、独立洗面台など条件面で妥協できるところを探そう |
食費 | ご飯を自分で炊くだけで、結構な節約になる |
光熱費 | なかなか節約しにくいのが正直な感想 |
通信費 | 格安SIMにすれば半分以下に抑えられる可能性あり |
交際費 | 飲み会を一回断ろう |
趣味費 | あなた次第! |
雑費 | ここもなかなか節約し難い・・・ |
服飾費 | 既存の服を着回せるコーディネート術を身につけよう |
家賃の相場と節約方法

これは住んでいる地域や部屋によって大きく変わるので一概には言えないですが、学生や社会人1~2年目の人は家賃5~6万円のところに住むことが多いです
地方に住んでいれば3~4万円ほどでも割りと住める部屋は見つかりますが、都内だと3~4万円でそれなりの部屋を探すのは難しいです
家賃の相場を知りたい人は、まずはSUUMOとかで自分が住みたい地域の部屋の相場を検索して見るのが一番早いですね
私も初めて一人暮らしをしようとした時は、ひたすらSUUMOのアプリとにらめっこして家賃がどれくらいかかるかの参考にしていました
家賃の妥協・節約ポイント
家賃を節約するための妥協ポイントは条件面で妥協できるところを探すことです
駅近、独立洗面台、バス・トイレ別、ウォシュレット付き、宅配ボックス付きなどお部屋の条件は色々ありますが、基本的にはこだわればこだわるだけ家賃が上がるようにできています
お金があるならこだわれるだけこだわっていいと思いますが、あまりお金をかけたくない人はどこまで妥協できるかを見極める必要がありますね
そこでおすすめの方法として、まず自分の妥協できる部分とできない部分を紙に書いて徹底的に洗い出してみましょう
例えばお風呂とトイレが一緒なのは絶対に嫌だからそこは妥協できないけど、駅が遠くても自転車使えばいいから妥協できるとなれば、駅から遠い家を探せばその分だけ家賃の安い部屋を探すことはできるようになります
家賃は生活費の大部分を占めるので、もし生活費をできるだけ抑えたいと考えている人は時間をかけてでも妥協ポイントを洗い出すことをおすすめします
食費の相場と節約方法

食費は一人暮らしですと自炊を多めにする人は2~3万円、コンビニや外食で済ます人は3.5~5万円というのが目安となります
コンビニや外食派の人は朝はコンビニでおにぎりを買って、昼と夜はコンビニか外食で済ませると考えたら朝200円、昼500円、夜700円で、月の食費は4万2000円になりますね
このように自分が毎日どんな感じに食事をしていこうかを考えると、ざっくりとした食費が計算できるので、一人暮らしを始める前に一度頭の中でシミュレーションしておくことをおすすめします
食費の妥協・節約ポイント
食費を節約するための妥協ポイントはちょっとだけめんどくさいことをすることです
確かにコンビニや外食は自分で何もしないでいいので楽なのは分かるのですが、実はちょっとしたことを自分でやるだけで食費はグッと抑えることができます
例えばコンビニのお弁当を買うと一食で約600円程度かかりますが、自宅で米を炊いておかずだけコンビニで買うようにすれば食費は300円〜400円程度に抑えることができます
このように食費を減らしたいと思ったら、全てをコンビニで買ったり外食をするのではなく、ちょっとだけ自分で用意してそれにプラスして外で何かしらを買うことをおすすめします
一人暮らし初心者で料理が苦手という人は、ご飯を炊くところから始めるだけでもいいのでやってみて欲しいと思います!
光熱費、水道代の相場と節約方法

一人暮らしなら電気代・ガス代・水道代をすべて合わせた平均1万円です
もちろん夏場にクーラーをつけっぱなしにしたり、毎日お風呂を沸かしていたらもっと値段は高くなりますが、基本的には月1万円前後と想定していれば大きくずれることはありません
光熱費の妥協・節約ポイント
光熱費の節約は私は特におすすめしていないです
もちろん節約の方法として、電気をこまめに消すとかクーラをなるべくつけないとかありますが、頑張っても毎月1000円安くなる程度です
なのでそこを頑張るくらいなら、他の費用を安くなるように努力した方がいいと私は考えています
通信費の相場と節約方法

通信費は大手キャリアを使っている人はだいたい毎月5000円〜8000円程度になります
こちらは毎月の請求書を確認すればいくらかかっているのか計算できますし、自分のスマホ料金くらいな把握している人も多いかと思います
また最近の物件はインターネットが無料のところが多いですが、もしインターネットを自分で契約する場合にはスマホ代に加えてネット代が4000円〜5000円かかります
通信費の妥協・節約ポイント
通信費の節約のための妥協ポイントは通信速度ですね
通信費はau、SoftBank、ドコモなどの大手キャリアに入っている人は節約の大チャンスなので通信費を節約したいという方はぜひ試してみてほしいと思います
冒頭でもちらっと説明しましたが、もし現在大手キャリアを使っている人はBIGLOBEやmineoなどの格安SIMを使えば毎月の支払いは半分程度に抑えることができます
もし格安SIMに興味を持った方はこちらサイトがわかりやすいので、ぜひ参考にしてみてください
ここは割と妥協しやすい点なので、もし少しでも一人暮らしで生活費を抑えたいと考えている人は格安SIMの利用を検討してみてください
交際費の相場と節約ポイント

交際費は飲み会の頻度や彼女・彼氏の有無によって個人差はありますが、毎月2万円確保しておけば、不自由なく交流をすることができます
ただ個人差が多い費用なので、自分が直近3ヶ月で交際費にいくらくらい使ったかを計算しておくと、一人暮らしした時のだいたいの交際費を計算することができます
交際費の節約・妥協ポイント
交際費の節約のための妥協ポイントはたまには誘いを断ることです
非常に単純なことですが、一回飲み会を断れば3000円〜5000円節約することができます
ただ人付き合いやストレス解消のためにある程度の人との交流は必要だと思うので、無理のない程度にたまにお断りする程度でいいかと思います
もちろん飲み会は譲れないという人は、交際費を削らずに他の費用を節約するというのも大いにありです
趣味費の相場と節約ポイント

こちらも個人差が大きい費用ですが、毎月だいたい1万円前後が妥当ですね
交際費同様、自分が毎月いくらくらい趣味にお金を使っているかを計算しておくことをおすすめします
趣味費の節約・妥協ポイント
趣味の節約は自分次第なので、アドバイスするのはなかなか難しいですね
ただ一つ言えるのは、自分がどのくらい趣味にお金を使っているのかを把握だけはしておいた方がいいです
あまりにも使いすぎているようでしたら、一人暮らしをする前に一度は今後の使う額については考えた方が良いでしょう
雑費の相場と節約ポイント

雑費とは様々なものが含まれ、一人暮らしだと主にゴミ袋代、ティッシュ代、洗剤、シャンプー・リンスーなどの日常の消耗品等が主に含まれます
一人暮らしですと、だいたい月に5000円あれば十分です
雑費の節約・妥協ポイント
雑費も私は特に節約はおすすめしていないです
結局消耗品は生きていくのに必要な経費なので、頑張って節約してもひと月で500円くらいしか安くすることができません
なので雑費を節約するくらいなら、他の費用を節約した方がいいです
ただ雑費が月に2万円とかかかっているなら、一度自分が雑費に何がかかっているかを見直す必要がありますね
服飾費の相場と節約ポイント

服飾費とは洋服代や美容院代などのおしゃれに必要な費用のことで、毎月1万円程度を想定すればいいでしょう
ただファッションにお金をかけたいオシャレさんはもっとお金がかかると思うので、そこは自分がいくらくらい毎月使うかを考えるといいですね
服飾費の妥協・節約ポイント
服飾費の妥協ポイントはコーディネートに既存の服を組み合わせることです
服屋に行くと新しい服をたくさん買いたくなるのはわかりますが、できる限り家にある服と組み合わせるコーディネートを考えながら買い物をすると結構な節約になります
あとは古着屋を活用したりして、安くてお洒落な服を買えればさらに服飾費を抑えることができます
まとめ:一人暮らしの生活費はどこまで妥協できるかが鍵となる
何回も言っていますが、一人暮らしの費用はどこまで妥協できるかを考えるのが一番のコツとなります
究極を言えば、趣味にお金を使わないで、飲み会にも行かないで、服もボロボロになるまで買わないで、家も風呂なしとか選べば毎月8万円くらいで暮らすこともできます
ですがそれはなかなか現実的ではないですし辛いですよね
だからこそ自分が苦しくない程度に妥協できる境界線を探すのをおすすめしています
もしこれから一人暮らしをしようとしている人の参考になったなら幸いです
ちなみに一人暮らしした後に必要となる家具や家電については以下のページでまとめているので参考にしてみてください
それでは