
突然ですが、つくばエクスプレスって高くないですか?
一回でもつくばエクスプレスに乗ったことがある人なら同じように感じたことがあると思います
秋葉原からつくばまで行くと1200円近くかかります
電車に乗って1000円以上かかるってなかなかないですよねー
というわけで今回はなんでつくばエクスプレスの運賃がこんなに高いのか考えてみました
そもそもつくばエクスプレスって?
つくばエクスプレスとは秋葉原駅と茨城県にあるつくば駅を結ぶ首都圏新都心鉄道(MIR)の鉄道路線のことです
45分間の間に東京、埼玉、千葉、茨城と4県をも通っているなかなか特殊な電車です
2005年8月に開通されたためまだ10年ちょいしか経っていない、かなり新しい路線ですね
つくばエクスプレス沿線はもともと近くに駅がないような場所を通っているので、沿線沿いに住む人にはかなり重宝されています
また開通に伴って沿線沿いもかなり開発され、柏の葉キャンパスのららぽーとなんかはその代表と言えるでしょう
つくばエクスプレスの大きな特徴といえば「つくばから秋葉原まで45分」で行けるということです
これによって助かっている人もかなりいると思いますが、ここで言いたいのはとにかく運賃が高いということです
つくばから秋葉原まで1190円かかります
往復すると2500円近くかかると考えるとみんなが高いというのも納得でしょう
つくばエクスプレスが高い理由
新規開業路線だから高いのではないかと1番言われております
つくばエクスプレスの運賃が高くなる理由は建設費や路線建設時にかかったコストを運賃収入によって返済しなくてはなりません
そのため人件費や設備の維持費などだけを考慮した運賃と比べるとどうしても高くなってしまっているのです
また元々JRが運営する予定だったものの途中で手を引き、建設のために沿線自治体が中心となって設立していた第三セクターが直接運営することになったことも影響しているようです
そんなの利用している我々には関係ないじゃんと言いたいところですが、新規開業路線を利用するに当たっては避けられないですね・・・
それでも運賃をできるだけ抑えている
確かに利用しているとかなり運賃は高く感じますし、高いと文句言いたくはなりますがこれでも実はかなり運賃を抑えようと考えていたそうです
開設前の地元民の予想ではつくばから秋葉原まで2000円を超えるのではないかという予想もあったくらいです
実際開業時の運賃は他のJRの運賃標準を参考として作られ、さらに秋葉原-つくば間は当時の高速バスの運賃より少し安くなるくらいの値段に設定しました
この話を聞くと意外とTXの運賃は良心的な気がしてきましたね・・
そもそもそんなに高くない!?
ここまで話しておいてなんですが、実はつくばエクスプレスの運賃はそんなに高くはないのではないかという意見もあります
は?高いだろ?
と言いたい気持ちも分かりますが、
例えばつくばエクスプレスでつくばから秋葉原までの走行距離は58.3kmで1190円なので、1kmあたり20.4円です
次に常磐線を見てみましょう
常磐線を使って日暮里から松戸まで行くと走行距離15.7kmで310円なので、19.74円とほとんど変わりません
もちろんこれはあくまでも一例なので一概には言えません
ですが想像以上にTXが高くないということを示すには充分ではないかと思います
結局TXが高い理由は『距離を走っているから』というのが1番の理由だと私は感じます
まとめ
確かにつくばエクスプレスの料金は高いです!
ですがそれ相応の距離を走っていますし、早いですし、便利ですしって感じで文句を言えるほど高くはないんですねー
これからも僕はTX乗るたびに高いなーと文句は言うと思います
ですが距離換算するとそんなに高くないと考えると前ほどはTXを使うことに躊躇しなくなりそうです!
みなさんもTX高いなを使う時は意外と高くないって思って上げてください!w