【レビュー】魔法使いの約束は骨太で重厚感のあるストーリーが魅力の魔法使いと心を繋ぐ育成ゲーム
平凡な毎日を送っていたあなたは、いつのものように自宅マンションのエレベーターに乗り込みます。そのまま家に帰るはずが、何をどう間違ったのか、たどり着いたのは魔法が存在する不思議な国。
そこでは魔法使いと人間が共存していて、しかも突然やってきたあなたのことを「賢者さま」と呼んで慕ってくる。これっていったい――!?
夢がたっぷり詰まったファンタジーの世界にどっぷりと浸れちゃう、めくるめく魔法使いの約束の世界をご紹介します!
魔法使いの約束とは
『スタンドマイヒーローズ』などの人気アプリを手がけたcolyが、2019年11月にリリースした 魔法使いと心を繋ぐ育成ゲーム・魔法使いの約束。
同社初となる、恋愛要素を一切カットしたアプリゲームということで話題となっています。
主人公であるあなたは”賢者”として異世界にトリップし、そこで魔法使いたちと協力しながら大いなる厄災と戦うファンタジーストーリーです。
魔法使いの約束のおすすめポイント
ではさっそく、魔法使いの約束を実際にプレイして感じたおすすめポイントをご紹介します!
ビジュアルが美しすぎる
colyの作品といえば、繊細さとダイナミックさを兼ね備えたビジュアルが特徴的ですよね。
魔法使いの約束でもその特徴はしっかりと受け継いでおり、見るからにハイクオリティな仕上がりとなっています。
Live2Dを搭載しており、画面上でキャラクターが躍動感いっぱいに動くのを見ると感動すら覚えます!
またキャラだけでなく背景まで美しく、たとえば星がひゅっと流れるシーンなどは、思わず画面に釘付けになるほどです。
魔法使いの育成が楽しい
魔法使いの約束のジャンルは育成ゲームですから、やはり「育成」自体がメインコンテンツだといえるでしょう。
魔法使いの約束の育成システムでおもしろいのが、賢者の選択によって魔法使いの成長後の姿が変化するところ!
どんな魔力を伸ばすのかによって活躍シーンが変わってきますし、どう成長させるかによって覚醒後の姿も変わります。
つまり、推しをどう育てるかは自分次第!
そう考えると、ものすごくワクワクしてきませんか?
ドラマチックなストーリー展開
魔法使いの約束では恋愛要素を省いているため、だからこそ骨太で重厚感のあるストーリーが完成しています。
どうしても恋愛ありきのシナリオでは、主人公(ヒロイン)とキャラクターをどのように絡ませるか、恋愛を発生させるかといった点が重視されますからね。
魔法使いの約束は最初に賢者の性別を選ぶところから始まります。
男性キャラでもOK、というところに、本気がうかがえますね!
魔法使いの約束のゲームシステム
ここでは、魔法使いの約束のゲームシステム、遊び方を紹介します。
育成
[2col-box]
[2-left]
[/2-left]
[2-right]
[/2-right]
[/2col-box]
ホーム画面の「育成」から、魔法使いの育成が行えます。
賢者と交流することで魔法使いは成長していくので、どんどん交流して魔法使いたちを導きましょう。
どのようなスキルを伸ばすかを決めるのはあなた次第。
その選択に応じて、魔法使いが取得する魔力の性質が変わっていき、覚醒後の姿にも影響します。
ミッション
[2col-box]
[2-left]
[/2-left]
[2-right]
[/2-right]
[/2col-box]
覚醒した魔法使いたちを訓練するのが、「ミッション」です。
ミッションのステージには土地や天候などの性質が備わっており、場所によって相性の良い魔法使いが異なります。
どのステージにも対応できるよう、まんべんなくいろいろな魔法使いを育てておくとミッションを有利に進められるでしょう。
それは、賢者であるあなたの手腕にかかっています!
ストーリー
21人の魔法使いが織りなす魅力的なシナリオも、魔法使いの約束のメインコンテンツの1つです。
メインストーリーは豪華フルボイスで堪能できるので、ゲームは声重視!という乙女も満足できるはず。
ちなみにメインシナリオライターは、『アイドリッシュセブン』を手掛けた都志見文太氏です。
また、メイン以外にも一人ひとりを深く知れるキャラクターストーリーや、カードストーリー、イベントストーリーなども用意されています。
キャラクター紹介
魔法使いの約束には、総勢21名の魔法使いが登場します。どのキャラクターも魅力的なので推しがなかなか決まらないのが悩みのタネ。
そんなキャラクターたちの中から、3キャラをピックアップしてご紹介します。
カイン(CV:神原大地)
中央の国の元騎士団長。
ストーリー冒頭から登場し、主人公のピンチを救ってくれたり丁寧に状況説明をしてくれたりと、重要な役割を担う人物です。
本人に他意はなさそうながら、さらりと「俺が守る」とか言っちゃうあたり、やや天然タラシの気がありそう。
アーサー(CV:田丸篤志)
中央の国の王子。
心優しい性格で、且つ王子らしい上品さが魅力です。チャームポイントは、ちょっぴり天然なところ。
何かと目立つ位置にいるわりには物語序盤に登場しないため、どんな活躍を見せてくれるのか楽しみなキャラ!
ムル(CV:仲村水希)
西の国の魔法使いで、昔は天才学者と呼ばれていた存在。
主人公が魔法使いの国に飛んでくるとき、最初に出会った魔法使いでもありますが……
とある事件をきっかけに、性格が猫のようになっちゃったという謎の多いキャラです。
実際にプレイした感想&まとめ
過去には『ドラッグ王子とマトリ姫』『スタンドマイヒーローズ』『オンエア!』などなど、さまざまなcoly作品をプレイしてきた筆者としては、「colyさんなら間違いないだろう!」という確信を持ってプレイし始めた魔法使いの約束。
やはりというかなんというか、 予想を裏切らないクオリティの高さですね。
まず、ビジュアルがぶっちぎりに美しいこと。
coly作品って、とにかく絵が綺麗なんです。繊細なタッチで描かれているんだけど、同時に目を離せないインパクトもあります。
背景やスチルを眺めているだけでも幸せな気分になってきますし、もちろんキャラデザも申し分ありません。
魔法使いの約束のキャラクターは、正統派イケメンとかわいらしい系とのバランスを取ったようなデザインとなっており、幅広い層の乙女に好まれるのではないかなと感じました。
次に、ストーリーが良い!
主人公がひょんなことから異世界へ飛ばされちゃう!という流れは、女性向けコンテンツではわりとよくある王道ルートですよね。
主人公の戸惑い、のっぴきならない事情を抱えているらしい世界、みんな知り合いみたいだけどいまいち関係性がつかめない魔法使い……。
序盤だけでもしっかりと物語が作りこまれていることがわかり、どんどん先を読み進めたくなってしまいますね。
また、魔法使いの約束は恋愛要素を排除した女性向けコンテンツですが、実はちょいちょいキュンポイントが盛り込まれています。
魔法使いたちは賢者を待ちわびていました。だから基本的に歓迎ムードで迎えてくれます。
「俺たちが守る」「愛しい賢者さま」などなど、油断してるとドキッとさせるセリフが飛び出すので、ご用心を!
魔法使いの約束のビジュアルが好き!ファンタジーな世界観が大好き、推しを好きなように育てたい。魔法使いの約束は、そんな乙女にきっと満足してもらえるはずですよ♡