【レビュー】Obey Me!は魔界でイケメンの悪魔兄弟たちとわちゃわちゃ、イチャイチャできるイケメン悪魔調教ゲーム
はっと気づいたら、見たこともない世界に飛ばされちゃってた!――という、乙女系ゲームではしばしば見かける設定。でもやっぱり、現実ではありえない異世界、ファンタジー要素ってゲームだからこそ楽しめるものです。
魔界で悪魔兄弟たちとわちゃわちゃ、イチャイチャできる「Obey Me!(オベイミー)」は、世界観への没入感を徹底して高めたアプリゲーム。現実世界からちょっと逃避したい、そんなお疲れな乙女に全力でおすすめできる作品です。
Obey Me!とは
「Obey Me!」は海外発のイケメン悪魔調教ゲームです。2020年12月に日本に上陸しました。
メインとなる登場人物は悪魔兄弟の7人。
主人公であるあなたは交換留学生として悪魔の学園「RAD」に招かれ、悪魔たちと一緒に過ごすことになります。
個性派揃いの悪魔たちを屈服させるのか、それとも仲良くなって恋をするのか……楽しみ方はあなた次第!
そんな、自分だけの悪魔ハーレムを堪能できるアプリゲームです。
Obey Me!のおすすめポイント
ここからは、「Obey Me!」をプレイして感じたおすすめポイントを、筆者の所感を交えつつ紹介します。
個性豊かな世界観、キャラクター
「Obey Me!」の世界観はかなりしっかり作り込まれており、それが本作の大きな魅力となっています。
たとえば、悪魔の学園「RAD」や、悪魔たちが使うスマホ「D.D.D」、大手通販サイトはAmazonならぬ「Akuzon」など、それぞれ固有名詞が設定されているので、プレイヤーも悪魔の世界にすっと入り込めます。
個人的に、「Akuzon」という響きがお気に入りです。
またキャラクターたちもかなり個性強めな面々が揃っています。
一例を挙げると、次男のマモンは強欲なクズ男、三男のレヴィアタンはガチオタ、五男のアスモデウスはナルシストです。
さすが悪魔!……悪魔? という、濃いけどなんだか憎めない。
「Obey Me!」では、そんな悪魔たちとの、わちゃわちゃとした生活が楽しめます。
電話やチャットが届く!生活に溶け込むキャラたち
「Obey Me!」には、メインとなるストーリーの他にも、悪魔たちと交流できるさまざまな要素が盛り込まれています。
その中でもとくに驚くのが電話です。
アプリって、たとえばポイントが全回復するとスマホに通知がきたりしますよね。
あんな感じで、「◯◯から着信中」という通知がスマホに届くんです。
電話はフルボイスで再生されるので、本当に悪魔と電話しているような感覚を得られますよ。
ちなみにその場で電話に出られなくても、後で聞き直しも可能です。ご心配なく。
またLINEのようなチャット機能も搭載されています。
プレイヤーと悪魔のふたりきりでのチャットルームや、数人でのグループライン、またプレイヤーを含まないグループラインを”のぞき見”することもできちゃいます。
メインストーリーではなかなか見ることのできないキャラ同士の交流を見ることができるので、推しの知られざる一面を知ることができるかも?
難しい操作は一切必要なし!
気になるゲーム性ですが、「Obey Me!」には難しい操作は一切必要ありません。
メインストーリーを進めるには途中で「バトル」をこなす必要がありますが、これはほぼオートで進むもの。
ポイントアップのために画面上に表示されるハートマークをタップしたり、スキルを発動させたりする必要はありますが、それくらいです。
やりごたえのあるゲームを求める人にはちょっと物足りないかもしれませんが、純粋に世界観やストーリーを楽しみたいという人は、気軽にトライできる内容となっています。
Obey Me!のゲームシステム
ここでは、「Obey Me!」のゲームシステム、遊び方について説明します。
メインストーリーを読む
まずは、「Obey Me!」のメインコンテンツであるストーリーを読み進めましょう。
ホーム画面にある「お前の課題」をタップすると出てくる本のマークがメインストーリーになります。
まずは、読み進められるところまで進めてみることをおすすめします。
ストーリーの途中では選択肢が表示され、選んだ回答によってキャラクターの反応が変化します。
一度読んだストーリーは読み返しができるので、他の選択肢での反応が気になる場合は、再度読み返してみましょう。
ダンスバトルに挑む
ストーリー同様「お前の課題」画面には、メインストーリーをあらわす本のマークの他に、音符のマークが表示されています。
これが「ダンスバトル」のマスです。
ダンスバトルをクリアしないと先へ進めないようになっているので、カードを編成してバトルに挑みましょう。
また、バトル後には参加していたキャラの反省会(という名の交流パート)が始まります。
ここではキャラをタップしてセリフを聞いたり、プレゼントをあげたりすることができ、好感度を上げられます。
積極的に推しと交流して、好感度を上げちゃいましょう♪
カードを育成する
バトルに必要なカードは、「ナイトメア」(ガチャ)から入手可能です。
「ナイトメア」では「デビルポイント」もしくは「コールチケット」を消費しますが、48時間に1回無料で引けるようになるので、忘れずに引いておきましょう。
入手したカードは、「アドレス帳」から確認でき、ここから各カードを育成できます。
育成は「レベルアップ」と「デビルズツリー」の2種類です。
「デビルズツリー」を進めるとカードのステータスが上昇するだけでなくアイテムがもらえたり、チャットやボイスなどのご褒美コンテンツも解放されます。
Obey Me!のキャラクター紹介
「Obey Me!」に登場する個性豊かなキャラクターのうち、3人をピックアップして紹介します。
マモン(CV:古林 裕貴)
世の中お金な強欲クズ次男。都合の良い時には人にすりより、普段は自分のやりたい放題な野良猫タイプ。
……という説明はかなりひどいですが、実際にはいじられ愛されタイプでかわいい奴です。
レヴィアタン(CV:加田 智志)
自分の部屋にひきこもっている嫉妬深くてネガティブなオタク青年。
魔界では「地獄の海軍大将」という無駄な肩書を持っている。金魚のヘンリー(だけ
が友達。
とにかくガチオタっぷりがすごい。そしてデレるとかわいい。
アスモデウス(CV:ミウラアイム)
見つめるだけで人を魅了できる色欲をつかさどる悪魔。
自分が飲みたい人を誘って乱痴気騒ぎをする「アスモ会」を月に数回主催している。
兄弟のマニキュアは実はアスモが勝手に塗っている。
ナルシストで物腰も柔らかいですが、結構悪魔っぽいなーと思います、アスモ。
Obey Me!を実際にプレイした感想&まとめ
SNSの広告などでもよく見かけていた「Obey Me!」。イラストも美麗だし、世界観も好みかも……?と、前々から少し気になっていたんです。
で、いざ始めてみてまず驚いたのが、イラストと立ち絵の差ですね。
イラストのマモンと立ち絵のマモン、だいぶ違いますよね?
これは誰しもが「えっ!?」と思うのではないでしょうか(笑)。
「Obey Me!」は海外発のゲームなので、日本で見慣れた絵のタッチとは少し違うのかもしれません。
が、やればやるほどこの世界観にハマり、また悪魔たちの個性豊かな人間性ならぬ悪魔性に惹かれてしまいます。
なので立ち絵を見て「なんか違う……」と思っても、そこで手を止めずにもう少しプレイしてみてほしい!と、個人的には強く思いますね。
と、世界観やキャラ設定に強みを持つ「Obey Me!」ですが、さらに没入感を高めてくれるのが「いきなり電話がかかってくる」「スマホのホーム画面みたいなUI」などです。
これにより、 まるで自分が本当に悪魔たちと知り合いになったみたいな気分になれるんです。
個人的には、出会った当初は「人間かよっ」と敵意を向けてきた悪魔たちが、徐々にほだされていく姿を見るのがたまりません……!
このように、 しっかりと作り込まれた世界観が大きな特徴の「Obey Me!」。
やればやるほど悪魔たちの魅力に引き込まれていくこと間違いなしなので、「異世界へ飛ばされちゃった系」「一筋縄ではいかないイケメンと絆を深めていく系」などのワードにピンとくる乙女なら、ぜひプレイしてみて損はないはずですよ。