【サービス終了】神様芝居はガチの神様が人間に混じってお芝居をする。そんなちょっぴり不思議な女性向けアプリゲーム
お芝居が人間たちだけの楽しみだって、誰が決めたの?
神様しばいに登場するのは、演劇部に所属する芝居好きの学生たち……だけではありません。
なんと、ガチの神様が人間に混じってお芝居をする。そんなちょっぴり不思議なアプリゲームが、神様しばいです。
お芝居に魅せられたキャラクターがいきいきと躍動感いっぱいに演技する、まるでアニメのワンシーンを見せられているように感じるハイクオリティな神様しばいについて、たっぷりと紹介します!
神様しばいとは
神様しばいは、人気ラジオ番組「木村良平・岡本信彦の電撃Girl’sSmile(ガルスマ)」から生まれた乙女のための企画。
リスナーの声を取り入れながら、パーソナリティとスタッフとが一緒に生み出したという、今までにない新しいプロジェクトです。
神様しばいはラジオ×WEBノベル連載からスタートし、2019年秋にスマホアプリとしてリリースされました。
メインキャラクターには、ガルスマパーソナリティである木村良平さんと岡本信彦さんが起用されており、聞き応えのある作品に仕上がっています。
神様しばいのおすすめポイント
実際にプレイした筆者の所感を交えつつ、神様しばいのおすすめポイントをご紹介します!
芝居を通じて強まっていくキャラたちの絆
神様しばいにはプレイヤー目線に当たるキャラクター(いわゆる主人公)が存在しません。
なので余計なちゃちゃが入ることなく、キャラクター同士の掛け合いを純粋に楽しめるんです。
演劇部所属の学生たちは、みんなが「芝居」という共通項をもとにつながっています。
みんなが芝居を、部を、大切に思っているのは確かに伝わってくるのに、それがうまいこといかないもどかしさ……。
そこにロキが加わることによって、部の活動に変化が生まれ、ひいてはキャラクター同士の絆がより深まっていく。
控えめにいって、ものすごくドラマチックで尊い展開が詰まっているんです!
ダミーヘッドマイクで収録された迫力の劇中劇
1つの章のなかで、必ず描かれるのが 「劇中劇」です。
キャラクターが作品の中で作り上げる芝居のことですね。
これは、ダミーヘッドマイク(ダミヘ)を使って収録されており、まるで本当の舞台を見ているかのような臨場感たっぷりの仕上がりとなっています。
ダミヘの良さはイヤホンをつけてこそ体感できるので、神様しばいをプレイするときはぜひともひとりきりで、イヤホンを装着のうえでお楽しみくださいね♡
また、劇中劇の最中は通常の立ち絵とは違う、美麗なイラストが使われます。
いつもとちょっぴり雰囲気の違うキャラクターを繊細に描いたイラストも、しっかりと堪能してくださいね。
読むことに集中できる買い切り型のストーリー
神様しばいのストーリーはチケットレスで読むことができます。
プロローグと第1章は完全無料で、第2章以降は610円(税込)にて購入して読み進めます。
買い切り型の何がいいって、 ストーリーを読むことに全集中できることですよね。
日々のチケット制だったり、レベルを上げて開放する方式だったりすると、話を一気読みできないのがストレスになったりしませんか?
神様しばいなら、そんなストレスを感じることはありません!
「いいところで終わっちゃったのに、次がまだ未開放だし~~~~」などという、あの身もだえるような苦しみとも無縁です。
神様しばいのゲームシステム
ここでは、神様しばいのゲームシステム、遊び方を紹介します。
ストーリー
システムとはいっても、神様しばいに複雑なシステムはひとつたりとも存在しません。
ただひたすら、ストーリーを読む(聞く)だけ!すごくシンプルですね。
ストーリーの種類は、芝居を通したキャラたちの絆や成長を描く「メイン」と、キャラクター一人ひとりにフォーカスした「サブ」の2種類。
メインは1章ごとの買い切り、サブはミニゲームでためたリンゴポイントを使って開放します。
芝居パート
さすが芝居をテーマにした神様しばい。章ごとに「劇中劇」が差し込まれ、鑑賞できます。
ストーリーを楽しむ延長で見られるので、とくに変わった操作などは必要ありません。
芝居パートはダミーヘッドマイクで収録されているので、ぜひともイヤホンをつけて、時間のあるときにじっくりと鑑賞したいところです。
まるで本物の舞台を見ているかのような、ぐっと引き込まれる感覚に驚くかも!?
ミニゲーム
かわいいミニキャラが登場するミニゲームも用意されています。
これをプレイすることでリンゴポイントがたまり、たまったポイントを使ってサブストーリーを開放できますよ。
ゲーム内容は、カラフルなボールをスワイプで動かして、つなげて消す!というシンプルなもの。
難しい操作は必要ないので、空いた時間を使って気軽にプレイできますよ。
キャラごとによって聞けるボイスも用意されていて、お楽しみ要素もしっかりおさえられています!
キャラクター紹介
神様しばいに序盤から登場するキャラクターを紹介します。
読み進めるとまた新たなキャラが登場するようで、さらにお話に広がりが出そう……!
今後にも期待です!
叶真尋(CV:岡本信彦)
演劇部に所属する天才役者であり、神様しばいの中心的キャラ。
普段は天然でのんびりしていますが、芝居が始まると一変。
その神がかった演技力には、神様ですら思わず目を奪われるほどなんです。
神之ロキ(CV:木村良平)
黙っていればただただ美しい神様、ロキ。
時折人間離れした発言をするあたりはさすが神様なのですが、普段の言動はなんだかかわいらしくも見えてしまう、憎めないキャラです。
横暴なところもありますが、話が進むごとに愛らしくなっていくので目が離せません。
西野聡介(CV:古川慎)
演劇部のムードメーカー的な存在です。
元子役ですが、今は自分が演じることよりも演出に喜びを見出しているよう。
一見するとチャラいものの、真剣に部のこと、芝居のことを思っている様子が伝わってくるので、そっと応援したくなります。
実際にプレイした感想&まとめ
最近には珍しく、 ストーリー買い切り型のノベルアプリです。
ミニゲームをはさまず、純粋にお話を楽しみたい筆者としては、こちらの方が好み。
ストーリー重視派の乙女にとっては嬉しい仕様ではないでしょうか。
コンテンツ自体がゲームではなく、ストーリーを売るものとして作られているため、お話のクオリティがめちゃめちゃ高いのが特徴です。
お芝居をする声優も、実力のある方がずらりと揃っています。
神様しばいのテーマはその名の通り「芝居」「演劇」なので、劇中劇だけに限らず、ちょこちょこ芝居シーンが入り込んできます。
これ、完成度がすごく高いです。
さすがプロの声優さん……!と、思わず聞き惚れてしまいます。
序盤で、真尋が「北風と太陽」をひとりで演じるシーンが出てきますが、まるで別人のようです。ほんとすごいですよ!
全話フルボイスなので、アニメを見るような感覚で、イヤホンをつけてじっくりと楽しんでもらいたいですね。
プレイヤーに当たる人物は登場しません。
演劇部の面々の掛け合いを中心に物語が進行するのを、神の視点で眺められます。
主人公の存在や言動にイラッとしがちな乙女も、安心してプレイできるはずですよ。
また、キャラクターの描写も秀逸だと感じました。
それぞれ強烈な個性を持ちながら、決してお互いがかぶったり邪魔をしたりすることがありません。
且つ、みんなが「真尋の芝居が好き」という軸でまとまっているので、ほっこりと安心しながら見ていられるのも特長です。
会話のテンポも小気味よく、プレイヤーを置き去りにすることもありません。
全体的に、スマホアプリというよりひとつのアニメを見ているような感覚で楽しめる作品だという印象を受けました。
自然と次の展開が気になり、引き込まれていきます。
アプリは絶対にストーリー重視、且つフルボイスじゃなくちゃ!という乙女には超絶おすすめの神様しばい。
サイドストーリーを開放するためのミニゲームも気軽にプレイできるので、隅から隅まで神様しばいの世界を堪能しちゃってください!