【レビュー】ディズニー ツイステッドワンダーランド(ツイステ)はディズニーらしいファンタジーさが楽しめる学園アドベンチャーゲーム
「今、ツイステが人気らしい」こんな話を聞いたことはありませんか?ツイステとは、2020年3月にリリースされて以来、破竹の勢いで人気を博しているスマートフォン向けアプリです。
ウォルト・ディズニー・ジャパン協力のもと制作された学園モノで、漫画家の枢やな氏が原案・シナリオ・キャラデザを担当しています。とにかくものすごい人気です。
「人気なのは知っているけど、実はまだよく知らない」そんなあなたも大丈夫!今回は『ディズニー ツイステッドワンダーランド(以下、ツイステ)』の特徴や魅力について詳しく解説します。これを機に、あなたもツイステを始めてみちゃいましょう!
ツイステとは
ツイステは、2020年3月にアニプレックスからリリースされたスマートフォン向けアプリ。
ウォルト・ディズニー・ジャパン協力のもと制作された学園アドベンチャーゲームで、ディズニー作品に登場する悪役たち「ヴィランズ」をモチーフとした内容となっています。
メインシナリオとキャラクターデザインは、漫画『黒執事』の作者・枢やな氏が手掛けていることでも話題となっており、今非常に勢いのある女性向けアプリです。
ツイステのおすすめポイント
実際にプレイして感じたツイステのおすすめポイントを、筆者の感想を交えつつレポートしていきます。
「ヴィランズ」モチーフの世界観ならではのキャラたちの魅力
ツイステは、悪役たちが主役のちょっぴりダークなファンタジーストーリーです。
普段のディズニーストーリーなら、最後にはこらしめられる側の彼らの視点でお話が進行します。
『ふじぎの国のアリス』をモチーフとしたキャラであるリドルが「首をはねろ!」としきりに言ったり、『眠れる森の美女』をモチーフとしたキャラであるマレウスが「僕のところには招待状が来なかったようだ」と言ったり。
原作を知っていると思わずクスッとしてしまう仕掛けが盛りだくさん。
ちょっと聞いただけでも、なんだかワクワクしてきませんか?
ヴィランズといえば、悪役でありながらもどこか憎めない存在として、ディズニーファンたちの間でも人気があります。
中には「プリンセスよりもヴィランズが好き!」と言う人も。
そんな彼らにスポットを当てた本作、いつもと一風違ったストーリー展開や、一筋縄ではいかないキャラクターの性格、関係性……。
プレイするごとに、もっともっと知りたい!という欲求が止めどなく溢れてきます。
随所に散りばめられたディズニーらしいファンタジーさ
ストーリー中に表示される映像や背景、マップ、UIなど、どこを見ても「ディズニーらしさ」を感じられ、プレイしている間中ずっと心がウキウキするのを感じます。
ツイステをプレイしていれば、もはや心は夢の国……。
ディズニーリゾートへ行かずとも、現実を忘れさせてくれる良作です。
ずっと見ていたくなる、美しい&かわいいキャラデザ
枢やな氏が手掛けるキャラデザの美しさは、さすが!と言わざるを得ません。
ちょっぴりダークな世界観と相まって、最高&最強です。
また、ゲーム中随所に登場するちびキャラのかわいさにもご注目♡
レッスン中につまらなそうにあくびをしたり、張り切って敵を攻撃したり、動きの一つひとつにキャラクターごとの性格がよく表れていて、いつまでも見ていられます。
キャラクターにはLIVE 2Dが使われていて、非常に滑らかかつ綺麗に動きますよ。
ツイステのゲームシステム
ここでは、ツイステのゲームシステム、遊び方を説明します。
レッスン
ナイトレイブンカレッジの学生たちは、授業を受けて日々成長します。
授業には「魔法史」「飛行術」「錬金術」の3種類があり、どれを受けるかによって成長するパラメーターが変化します。
授業は時間で回復する「AP」を使用して行います。
自動で進行するオートモードや、同じ授業を繰り返し行うループモードなど、ゲームを便利に進める機能も搭載されているのが嬉しい!
ストーリー
物語の中心となる「メインストーリー」の他、各キャラクターにフィーチャーした「パーソナルストーリー」、「おしゃべり」があります。
メインストーリーはフルボイスとなっており、ツイステの世界観を目でも耳でもとことん堪能できますよ。
バトルパート
ストーリーを進めていると、「バトルパート」に突入することがあります。
キャラクターは4人+サポートメンバー1人の5人でチームを組んで、魔法を使って敵と戦います。
クリア条件はバトルごとに異なり、5ターン目の攻撃でバトルが強制終了する「5ターン制限バトル」や、敵のHPを0にするまで戦い続けるものなどさまざまです。
敵・味方ともに属性が付与されているため、敵の弱点を見極めながら戦う戦略性が問われます。
リズミックパート
音楽に合わせて動くノーツをタップする、リズムゲームの要素もあります。
ノーツごとに「画面のどこをタップしてもOK」「画面の右側/左側をタップ」「同時押し」など分かれていますが、ストーリー中の難易度は基本イージーのため、クリアするのはそう難しくないはずです。
物足りない人は、一旦クリア後にホーム画面から、難易度を上げて再度プレイすることも可能です。
キャラクター紹介
どのキャラも魅力的すぎて選ぶのが至難の業!なツイステですが、3人をピックアップしてご紹介します。
リドル・ローズハート(CV:花江夏樹)
モチーフ:ふしぎの国のアリス
ハーツラビュル寮の寮長。“ハートの女王”が作った不思議な法律を厳格に守っている。規則を破った者には厳しい処罰をくだすため、寮生からは恐れられている。
レオナ・キングスカラー(CV:梅原裕一郎)
モチーフ:ライオン・キング
サバナクロー寮の寮長。高い魔法力を持ちながら、努力を厭い常に気だるげ。母国では第二王子という立場であり、誰に対しても横柄。
マレウス・ドラコニア(CV:加藤和樹)
モチーフ:眠れる森の美女
ディアソムニア寮の寮長。妖精族の末裔で、世界でも屈指の魔法力を持つ。ナイトレイブンカレッジにおいても一目置かれる存在だが、そのオーラから他の生徒たちに距離をおかれている。
実際にプレイした感想&まとめ
巷で大人気のツイステ!ということで、ワクワクしながらゲームをスタートしました。
まず感じたのが、圧倒的なディズニー感、圧倒的なファンタジー感です。
まるで夢の国に迷い込んだかと思わせるほどの世界観の作り込み、没入感がすごい!
一気にツイステワールドへと引き込まれます。
プロローグ序盤の段階では、主人公とモンスターのグリム、そして学園長のディア・クロウリーの3人の会話を中心に進んでいきます。
そのため、主人公と学生たちとの関わりはそれほどありませんが、「魔法の使えない主人公が、クセありありな彼らとどんな風に過ごしていくの!?」と想像すると、もう気になって気になって夜も眠れません。
システム面では、ループ機能がすごく便利です。
ループモードにしておけば、1つの授業が終わってリザルト画面になっても止まらず、次の授業に自動的に進んでくれます。
なので、本当にノンストップで育成ができるんです。これは助かる……!
世界観良し、デザイン良し、システム周り良しと言うことなしのツイステ。二次創作界隈でも盛り上がりを見せており、今後ますます伸びていくことが予想されます。
ディズニー好きはもちろん、何か1つでも引っかかるものがある乙女は、今すぐ始めるべし!な本作、ぜひお試しあれ~!