【レビュー】「紡ロジック」は作り込まれたシナリオと難事件を解決していく謎解きアドベンチャーノベルゲームアプリ
同じことを繰り返す日々の中で、マンネリを感じてはいませんか?そんなつまらない日常を打破する、経験や事件を求めていませんか?
そんなあなたにぴったりなのが「紡ロジック」です。本作であなたは、主人公と一緒に様々な問題や事件を解決し、彼らの明るい学生生活の手助けをしましょう!
当記事では、作り込まれたシナリオと難事件を解決していく謎解きアドベンチャーノベルゲームアプリ「紡ロジック」についてのおすすめポイントや、実際にプレイした感想をご紹介します。
紡ロジックとは?
「紡ロジック」とは、SEECから2018年12月にリリースされた謎解きアドベンチャーノベルゲームアプリです。
本作は大人気脱出アドベンチャーノベルシリーズの第5弾としてリリースされ、あなたは主人公である瀧 紡(たき つむぐ)の周りで起こる様々な事件を解決していきます。
大学生ならではの青春ドラマと、ミステリーが織りなすハーモニーをぜひお楽しみください!
紡ロジックのおすすめポイント
「紡ロジック」のおすすめポイントを、実際にプレイした筆者の所感を交えつつ紹介していきます!
作り込まれたストーリーと美しいグラフィックが魅力
「紡ロジック」の魅力はなんといってもシナリオにあります。
冒頭、主人公の瀧 紡(たきつむぐ)の独白から始まる物語は、この後巻き起こる事件を示唆するような言葉が連なり、「この後一体どうなってしまうのだろう」と続きが気になるところで終わります。
舞台は愛知県の某所、大学を機に親元を離れた紡は寮生活を始めることに。
そこで出会った美大に通う諸戸宮 蒼星(もろとみや そうせい)と幸いにも意気投合し、紡と蒼星は様々な難事件を協力して解決していきます。
性格が正反対の2人が織りなす、ミステリーでありながらもクスっと笑える掛け合いは必見です。
また、物語の重要な場面では、 豪華なスチルとキャラクターボイスが楽しめます。
文面ばかりでなく、コロコロと場面が変わり飽きのこない仕様になっているところもポイントが高いでしょう!
思わずスクショを取りたくなるような名シーンが多く、瞬きするのを忘れて魅入ってしまいました…!
ワクワクドキドキする推理を楽しめる
「紡ロジック」では様々な難事件にを解決する際に、主人公が「推理モード」に入ります。
推理モードでは、事件の整理をしつつも少しずつ犯人を特定してく作業を行います。
まるでどこぞの名探偵になったような気分で推理を行うのは、ワクワクが止まりませんでした!
推理をする際、間違ってしまうと主人公の体力が減ってしまうため注意が必要です。
きちんとシナリオを読み、証拠を見ておけば答えられる質問が多いため、推理ゲーム初心者である筆者でも難なく解くことができました。
アイテムや証拠は、右上の「MENU」をタップするといつでも確認可能なのも有難いです。
また、間違った選択肢を選んでしまった場合も、周りのキャラクターがさりげなくヒントを出してくれるため、最終的に正しい答えに導かれます。
悩んだ末に出した答えで「EXCELLENT!」が出た時の爽快感はぜひ味わって欲しいです!
やりこみ要素満載のミニゲームは必見
「紡ロジック」では、ノベルと推理だけでなくキャラクターへの理解を深める「おでかけ」というミニゲームがあります。
主人公のミニキャラが可愛いのは勿論のこと、小さい部屋をうろうろする姿には癒されました…。
また、「でかける」を選んだ場合、自転車や徒歩、電車などの移動手段を使い散歩に出かけます。
その際に主人公が言う「いってきま~す」と「ただいま~」が、あまりにも呑気で、シナリオではシリアスな展開中であるにもかかわらず、リラックスしてプレイができました。
また、おでかけで得た報酬を他のキャラクターにプレゼントすると「友情度」と「友情レベル」がアップします。
友情レベルが上がると、キャラクターのプロフィールやボイス、マル秘エピソードが解放される仕様です。
様々なキャラクターの友情度を上げ、秘密のプロフィールを暴くことも可能なため、やりこみ要素が満載で楽しめます。
筆者は特定のキャラにばかりプレゼントを与え、いち早く推しのプロフィールを暴きました…!
重い話が続いた場合は、小さなミニゲームで気分転換をするのもよいでしょう。
紡ロジックのゲームシステム
ここからは「紡ロジック」のゲームシステム、遊び方を紹介します。
シナリオを進める
「紡ロジック」では、画面上にあるチケットを使い、シナリオを開放し読み進めます。
チケットは毎朝5時に5枚支給され、チケットが無くなった場合は、ダイヤ10個を消費するとシナリオが解放可能です。
シナリオには時折選択肢が現れます。選択肢には2種類あり、物語に関係ない選択肢と、物語に関係があり、選んだ選択肢次第で話が変わってしまうものです。
一向に話が進まない場合は、一度シナリオを開きなおして再度選択肢を選び直しましょう。
探索・推理する
「紡ロジック」では、事件を理解するための「探索」と事件を解決するための「推理」があります。
まずは「探索」で現場を隅々まで確認し、推理を行う前の証拠集めをしましょう。
「探索」では、気になる箇所をタップし、証拠を集めます。
どこにヒントが落ちているか分からないため、注意深く探しましょう。
「推理」では、事件の違和感に対し1つずつ指摘していきます。
その際に失敗してしまうと画面上の体力ゲージが下がってしまうため、注意が必要です。
また、選択肢だけでなく証拠を突き付け言い逃れを防ぐことも可能です。
時間制限がないため、問題に対し適当な証拠を突き付けましょう。
おでかけする
「おでかけ」では、主人公が様々な交通手段を使い町を散策します。
そこで獲得したおでかけポイントはシナリオを見返す際に使用するため、できるだけ沢山集めておくとシナリオがスムーズに進められます。
おでかけから帰ってくると、稀に他のキャラクターと「すれ違い」が発生します。
すれ違いでは、本編では語られなかったキャラクターの意外な一面を見ることが可能です。
紡ロジックを実際にプレイした感想
「紡ロジック」は、主人公瀧 紡(たき つむぐ)が様々な事件を解決しながら成長していく謎解きアドベンチャーゲームアプリです。
プロローグが終わり、オープニングアニメーションが始まった際には胸躍りました。
これ本当にゲームなの?と疑問に疑ってしまうほどのクオリティは圧巻なため、ぜひスキップせずにご覧ください!
個人的に注目して欲しいのは「紡ロジック」のキーマンとも言える紡(つむぐ)の「お世話係」である蒼星(そうせい)です。
蒼星は眉目秀麗ではあるものの性格に難があるキャラクターで、素っ頓狂な発言をする紡に対し切れ味のよいツッコミを返すシーンが多々あり、まるで漫才コンビを見ているようで癒されます。
また、紡は蒼星のことを「師匠」と呼んでおり、謎の師弟関係を築いています。
掛け合いのなかには重要なヒントな隠れていることも多いため、2人の会話に注目することをおすすめします!
また、「紡ロジック」では朝・昼・夜に各3回、計9回のガチャを引くことが可能です。
毎日9回のガチャを引けるなんて無課金にやさしい仕様ですね!
ガチャの内容は「おでかけ」に使えるアイテムがあり、星5つのアイテムをゲットするとすれ違う確率が100%になります。
「紡ロジック」は、主人公の青春物語と謎解きゲームを掛け合わせた謎解きアドベンチャーノベルゲームアプリです。
イラストが綺麗なだけでなくストーリーも面白く、推理は勿論ミニゲームなどのプレイヤーを飽きさせない工夫もされている非の打ちどころのないゲームでした。
カジュアルな謎解きゲームがお好きな方、ミステリーがお好きな方はぜひプレイしてみて下さい!