【サービス終了】アイドルマスター SideM GROWING STARSはバンダイナムコエンターテイメントがリリースしたアイドルプロデュース&リズムゲーム
あの『アイドルマスター SideM』の新作が2021年10月にリリースされました!
その名も『アイドルマスター SideM GROWING STARS(通称:サイスタ)』。あの46人のアイドルたちに3人を加え、総勢49人で新たなスタートを切ります。
あなたは再び315プロダクションのプロデューサーとなって、彼らを世界へと導くお手伝いをしてください!
アイドルマスター SideM GROWING STARSとは
サイスタは2021年10月に、バンダイナムコエンターテイメントがリリースしたアイドルプロデュース&リズムゲームです。
もともと『アイドルマスター SideM』には46人のアイドルが登場しましたが、最新作となるサイスタではさらに3人増えて49人に!
メインストーリーであなたはプロデューサーとして、アイドルたちを優しく、強く導く存在として奮闘します。
アイドルマスター SideM GROWING STARSのおすすめポイント
ここでは、実際にプレイして感じたサイスタのおすすめポイントを、筆者の所感を交えつつ紹介します。
フルボイスでさくさく読めるストーリー
サイスタのストーリーはフルボイスで展開されますので、イケメンボイスを堪能したい!という乙女のニーズにもばっちり応えてくれる仕様となっています。
ストーリー1話分のボリュームはかなり短く区切られており、あまり時間がないときでも細切れに読めますね。
「お気にいり」という機能が搭載されており、好きなストーリーをお気に入り設定にしておくと、後からすぐに読み返せるのもうれしいです。
よりサクサク読みたい人には、プロデューサーレベル20で開放される「ノベルモード」を使うのもおすすめ!
シンプルでプレイしやすいリズムゲーム
致命的にリズム感がなく、あまりリズムゲームが得意でない自覚を持つ筆者ですが、サイスタのリズムゲームはクセもなくプレイしやすい印象を受けました。
ノーツが見やすく、操作性も非常にシンプルです。
プレイ中はバックにデフォルメされたキャラクターが表示され、躍動感たっぷりに動きます。
リズムゲームにおなじみの途中でカットインされる映像は、正直ノーツが見づらくなるのでオフにすることが多いのですが、本作はそのままでもあまり見づらさを感じませんでした。
思わず推してしまうキャラクター設定
サイスタにはなんせ49人ものアイドルが登場します。
当然、それぞれ性格や背負っている事情などが異なるので、もう情報の洪水状態です。
しかし、それぞれの個別ストーリーやユニットごとの出会いを描いたエピソードゼロなど、キャラクターたちを深堀りしたり絆を深めたりできるストーリーも用意されています。
これらを読むことでよりサイスタの世界観、キャラクターたちの内面を理解できるでしょう。
知れば知るほど奥が深く、気づいたらこのキャラを推していた!
なんてことになっちゃうほど(筆者はなりました)魅力的なキャラばかりですよ。
アイドルマスター SideM GROWING STARSのゲームシステム
サイスタの遊び方、ゲームシステムについて紹介します。
メインストーリーのほか、複数のストーリーあり
アイドルたちが奮闘するメインストーリーのほか、イベントストーリー、アイドルストーリー(個別ストーリー)、エピソードゼロなど複数のストーリーが用意されています。
メインストーリーについてはとくに開放条件は設けられておらず、順番に読んでいけばOK。
1話ごとにエピソードが細かく分かれているので、1エピソードあたりのボリュームは控えめ。
メニューの「連続再生」をオンにしておくと、エピソードが切れ目なく再生されるのでおすすめです。
アイドルストーリーはキャラクターの誕生日に開放、エピソードゼロはライブやお仕事を行うことで上げられる「信頼度」に応じて開放されます。
ライブを楽しむ
サイスタのもう1つのメインコンテンツがリズムゲームです。
ユニットごとにさまざまな楽曲が用意されており、難易度はEASYからEXPERTまでの4段階。
「ガシャ」で入手した「アイドルフォト」を編成してライブに臨みます。
「アイドルフォト」は育成することで、より高いスコアを出せるようになりますよ。
ノーツは通常タップ、長押し、フリックなどおなじみの仕様なので、慣れるまでに時間はかからないでしょう。
お仕事で素材を集める
ライブがプレイできなくても、スキマ時間にちょこっと遊べるのが「お仕事」です。
アイドルのお仕事中の姿が見られるほか、報酬として育成のための素材をゲットできます。
自動でお仕事を繰り返す「オート機能」が搭載されているのもうれしいですね。
キャラクター紹介
サイスタで初登場となる3人のアイドルたちを紹介します。
天峰秀(CV:伊勢結陸)
高校1年生にして生徒会長を務める「天才」。
音楽で世界を変えたいと思っている。
特技は、右手と左手で同時に別々のゲームができること。
花園百々人(CV:宮崎雅也)
高校2年生、生徒会長。
ジャンル問わずさまざまな賞を獲得している。
ふんわりとした見た目とは裏腹に闇を抱えていて、なんか危うい感じがする。
眉見鋭心(CV:大塚剛央)
高校3年生、生徒会長。
両親が有名大物芸能人なので、幼い頃から芸能界入りを期待されてきた。
俺様っぽいのに「俺に命令しろ」ってセリフがぐっとくる。
実際にプレイした感想&まとめ
『アイドルマスター SideM』は前作もちらりと触ったことがある、という程度の知識だった筆者。
が、なんといっても長年にわたって展開されてきている人気作ですし、最新作がどんな感じなのかすごく楽しみにしながらプレイし始めました!
もともと46人だった315プロダクションのアイドルたち。
今作ではさらに3人増えて、総勢49人となっています。相変わらず多いな!
そのぶん「アイドル」という枠にとらわれない、バリエーション豊富なキャラクターが魅力です。
なんせ下は9歳、上は30代とかですからね。すごい幅ですよ。
ぱっと触ってみた率直な感想としては、キャラクターの動きがすごく自然で美しいという点が1つ。
個人的な推しは今作から登場した花園百々人くんなのですが、彼が指をぴっと立てて口元に持っていく仕草がもうね……たまらなく素敵で……!
あと、ストーリーもすごく良いですね!
百々人くん推しになったのもストーリーからで、彼は柔らかな口調やポップな見た目に反してものすごく重たい設定を背負っているんですよ。
そのために親から見放され、生きる意味を見失っていたところにプロデューサーがスカウトに現れる。
で、「キミが生きる道を与えてくれるの……?」とまるで生まれたての雛が目についた生き物を親鳥として認識してしまうがごとく、めちゃめちゃに懐きます。
この危うさがすごくかわいくて心配。百々人くんの行く末が気になりまくるので、筆者はこれからもサイスタを追い続けます。
……とまあこんな感じで、ストーリーやビジュアルが丁寧に作り込まれており、かつアイドルは49人もいるので、ほぼ間違いなく推しに出会えるはずです。
ストーリーを読むのにレベルを上げる必要やアイテムによる開放条件などがないことも、ストーリー重視派の筆者的にはポイント高し。
リズムゲームはシンプルな仕様で、快適にプレイできると思います。
背景にカットインが入っても、それほどノーツが見づらくならないのもよくできている気がしますね。
すでに315プロダクションのプロデューサーだったあなたも、今まで触れてこなかったあなたも、サイスタはぜひ一度プレイしてもらいたい良作ですよ!